漁港プレキャスト工法研究会

川上先生の挨拶

漁港プレキャスト工法の推進

 老朽化した既存漁港施設の機能保全を図り、長寿命化の推進に向けた補修・補強技術の早期確立が急がれています。防波堤をはじめ施設の拡幅・嵩上げの施工における要求性能として、安全性、施工性、工期短縮、省力化、そして環境保全があげられます。
一方、プレキャストコンクリート(PCa)の特長は、品質の安定性、高機能性、工期の短縮、リサイクル材の有効利用等です。
技術委員会は、PCa を用いた残置型枠工法を検討中ですが、現時点で、漁港施設の補強に寄与できる最も合理的な技術として、ここに提案します。

川上 洵
漁港プレキャスト工法研究会技術委員長
秋田大学名誉教授

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